7月29日(金)午後二時より、天神くらいねギター教室の月例ティータイムコンサートNo.32を行います。共演は橋口武史さんです。
入場料1500円で、定員は8名様です。終演後に無料のコーヒータイムをいたしますので、こちらもぜひご参加ください。
今回のテーマは29日の”にくの日”にちなんで「肉の音楽」・・ではなく、7月14日のフランス革命記念日(俗に”巴里祭”と言われています)にちなんで「フランス音楽」を集めてみました。古くから芸術の都ですので音楽も中世からルネサンス・バロック、古典・ロマン・近代・現代と幅広くありますが、今回は二重奏でルネサンスの曲と古典の曲、ソロではフランス革命がきっかけに国歌となった「ラ・マルセイエーズ」を基にした作品などを演奏いたします。
「ラ・マルセイエーズ」による変奏曲を作曲したカルリはイタリア出身ながらほぼパリで活躍したギタリスト・作曲家です。1770年生まれ(ベートーベンと同級生)ですので、まさに青年時代にフランス革命を経験したわけですね。「バグダッドの太守」序曲を作曲したボアエルデューも1775年生まれなので、ほぼ同年配です。
ソロで弾くドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」は、超有名作曲家の超有名曲ですね。風に長い髪をなびかせながらもの思いにふける少女の描写・・でしょうか。
"ガリアルダ"を作曲したアテニャン(1494-1551)は、最も初期の楽譜出版者です。自作のほか、多数の作品をリュート用に編曲して出版しています。ジャヌカンの作品もその一つです。
椎野みち子さんの作品は、つい最近送っていただいた曲で新作初演となります。下関や関門海峡をイメージされているそうです。「馬関」というのは下関の古名称です。7月18日が「海の日」・・ということで、海峡にまつわるこの作品を演奏いたします
年間テーマの「カルカッシの25のエチュード」連続演奏、今回はNo.12~15を演奏いたします。
イベールはフルートとギターのための「間奏曲」は良く知られており、ピアソラの「タンゴの歴史」がスタンダードナンバーになる以前にはフルートとギターのコンサートでは必ずこの「間奏曲」が演奏されていました。イベールにはオーケストラ作品も多数ありますがこの「寓話」はギター二重奏のためのオリジナルで間奏曲と同じモチーフも使われており、やはりスペイン情緒を感じさせる曲です。
平日ではありますが昼下がりのひと時、ギターの音色をお楽しみくださいませ。
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